« とある制作エージェンシーの限界点-1 | home | 対応力って大事 »

とある制作エージェンシーの限界点-2

前回からの続きです。

それでは、どうやって効くコピーを開発するのかと言うと、ひとつのやり方として検索連動(リスティング)広告が使えるんじゃないかなと思っています。

例えば保険サービスなら、

「あなたの将来は、あなただけのものですか?」
「安いだけの保険に満足していませんか?」

これら方向性の違うサービス関連のコピーを数個、一定期間ずつ、検索結果のスポンサーリンクの箇所に掲載。その一定期間でクリック数の一番多かったコピーを最終候補として検討する、といった形。

検索連動広告を使う利点としては、

・媒体費用のコントロール可能(広告表示回数や掲載期間によってではなく、クリック数に応じて費用がかかるため)
・コピーの効果が誰にでもわかりやすい(クリック数でわかる)
・その気になれば、得意先側で広告購入が可能

といったもの。
確かに、検索連動とバナーのコピーでは、ユーザーの意識も伝える方向性も多少異なってくるので、絶対的な指標にはなり得ませんが、「サイト誘導への最後のプッシュ」という意味で、ひとつのやり方として押さえておくことができると思います。

---

といった考えを持った上で、うちがこの提案をできるかというと、簡単にできないのが悲しいところ。

普通の制作エージェンシーなら、得意先と直でやりとりを行っていることが多いので、こういったメディア提案も自由にできるかと思いますが、うちの場合は代理店が間に挟むことが多く、メディアの売買に関する提案は自由に行うことができません。

また実際に提案しようとした時の手間を考えると、時間や予算と見合わなかったりもします。(上の人に説明して即効で却下されたことも・・)

---

もし、これからの広告業界が

080114_planning.jpg

「コアアイディアを軸として、クリエイティブやメディアが相互に乗り入れながらプラニングしていく時代」

になっていくならば、こういったチャレンジもどんどんやっていくべきだと思うし、誰かが手間と労力を惜しまずに先例を作っていかないと、その道は開かれていかないと思うのです。(今回の事例は、すでにやっているところも多くあると思いますが・・)

そして、こういった提案をしていけるだけの個人的な信頼を、まずは社内で得ていかなければならないなぁとも思うのです。

trackbacks

このエントリーのトラックバックURL:
http://rezoomic.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/125

comments



feed


Powered by Movable Type